第8章 「画像処理」メニュー  
4.「画像間演算」コマンド
   画像間の演算や論理演算をおこないます。コマンドを選択すると「画像間演算」ダイアログボックスが表示されます。範囲指定すると範囲指定している部分だけの演算が行え、画像の色解像度が異なる画像間でも演算は行えます。
 アクティブ画像間演算は、同一画像の演算を複数回実行できます。
@ 画像間演算コマンドを選択します。
A 「対象画像」を選択して画像上で左ボタンをダブルクリックすると選択されたプレビュー画像が表示されます。
B 「元画像」を選択して画像上で左ボタンをダブルクリックすると選択されたプレビュー画像が表示されます。
C それぞれの画像を選択し、演算のタイプを選択してから「適用」ボタンをクリックすると、演算された画像が新規に作成されます。
D 演算時の基準点はプレビュー表示されている画像の右上が基準点となります。
E 演算は下記の13種類あります。演算の結果は対象画像に元画像が演算され、「対象画像」と同じサイズで新規画像として表示されます。
   画像間の異なる部分を抽出する場合はXORまたは除算を使用するとほとんど全ての違いが抽出できます。
AND
2つの画像で等位置の画素同士で論理的なAND演算を行います。輝度値の低い方の画像が上書きされます。
・ OR:
 
2つの画像中で等位置の画素同士で論理的なOR演算を行います。輝度値の高い方の画像が上書きされます。
      ・XOR:
 
2つの画像中を等位置の画素同士で論理的なXOR演算を行います。輝度値が異なる場合に1を出力し、等しい場合は0が出力されます。画像間で異なる部分が抽出されます。
NOT
 
対象画像の色構成を反転させたイメージ画像になります。画像間の演算は行いません。
・加算:
 
2つの画像を単純に足し合わせます。同一画像同士の場合照度や彩度を増加したイメージになります。ただし、各画素の輝度値は最大で255です。
・ 減算:  (逆減算は対象画像と元画像が入れ替わり演算します。)
 
対象画像から元画像を引きます。ただし、各画素の輝度値は最小で0です。ノイズの除去などを行います。
乗算
 
2つの画像を同一位置の画素どうしを掛け合わせます。等しい部分が強調されます。ただし、各画素の輝度値は最大で255バイトです。
・ 除算:  (逆除算は対象画像と元画像が入れ替わり演算します。)
 
 2つの画像を同一位置の画素どうしで割り算を行います。ただし、各画素の輝度値は最小で0です。異なる部分が強調されます。
・平均値
  
   2つの画像の同一位置の輝度値の平均画像を作成します。
・最小値
  
   2つの画像の同一位置の輝度値を比較し小さい輝度値で画像を作成します。
・最大値
  
  2つの画像の同一位置の輝度値を比較し大きい輝度値で画像を作成します。
 
    2 アクティブ画像間演算
 アクティブ状態の画像同士で画像間演算を行います。
 対象画像をマウスクリックしアクティブにします。
 演算項目を選択し、アクティブ画像間演算にチェックを入れ演算回数を設定します。
  
  適用ボタンを押しますと、画像が作成されます。