第8章 「画像処理」メニュー  
1.「空間フィルター」コマンド
  G 「フィルタータイプ」は下記の23種類  (No3)
    ウェル
クローズした画像から元画像を減算します。背景に対して暗い部分の抽出に有効です。カーネル次元の大きさを4種類選択でき、さらにカーネルの内容を任意に変更できます。
・ 点抽出:
 
1次差分型の点抽出オペレータです。処理速度が速く強い抽出が得られますがノイズも抽出し易くなります。カーネル次元の大きさを4種類選択できます。
    線分抽出
 
1次差分型のエッジ抽出オペレータです。近傍画素間の差を単純に処理するため、処理速度が速く強い抽出が得られますがノイズも抽出し易くなります。カーネル次元の大きさを4種類選択できます。また、リストボックスで水平、垂直、右斜め、左斜めの4つの「方向性」が選択できます。
    ・ 標準偏差:
 
隣接画素の中で最大輝度値と最小輝度値の差を計算し、隣接画素を含めてその輝度差の標準偏差に変換するエッジ要素抽出フィルターです。カーネル次元の大きさを4種類選択できます。
レンジ
 
標準偏差と同様の処理を行いますが雑音に対する反応を鈍感にするため最大値と最小値の値に1以下の係数を乗じています。カーネル次元の大きさを4種類選択できます。
・ フェーズ:
 
画素間の輝度値によるベクトルの傾きを輝度値と置き換えて表示します。
・アンシャープ:
 
画像のエッジをぼかします。元画像から「ラプラシアン」フィルターを施した画像を減算した画像です。
    任意カーネル
   カーネルフィルターを任意に作成することができます。カーネル次元の大きさを4種類選択できます。また、作成したカーネルを保存または読み込むことができます。「任意カーネル」を選択し、目的のカーネル次元をラジオボタンで選択した後、「カーネル設定」ボタンをクリックすると「任意カーネル」ダイアログボックスが表示されます。
 カーネルのマトリックスが選択された次元で表示されますのでマウスなどによりカーソルを移動して任意に数字を入力してください。
作成したカーネルは保存や読み込みを行うことが出来ます。「カーネル開く」ボタンをクリックすると「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示され、「カーネル保存」ボタンをクリックすると「ファイル名を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。カーネルファイルの拡張子は「*.knl」です。
 「OK」ボタンをクリックすると設定したカーネルが確定され「任意カーネル」ダイアログボックスが閉じます。
   マクロでの連続実行時に「任意カーネル」を使用する場合は、「マクロ登録開始」コマンドを選択した後で「任意カーネル」を選択し、「カーネル設定」ボタンをクリックしてカーネルに数字を入力するか、すでに保存している「カーネルファイル」を開いてから「OK」ボタンを選択して確定してください。「マクロ登録終了」コマンドを選択すると「任意カーネル」の内容がマクロファイルに保存されます。