第7章 「イメージ」メニュー  
12.「画像の継ぎ貼り」コマンド
  @ 2枚の画像を左右または上下に継ぎ合わせることができます。継ぎ貼りは2枚それぞれの画像上に同じ基準点が2個存在する場合に可能となります。平面的な対象物を平行移動した画像においては、画像の大きさが異なる場合や平面的に回転した場合でも正確に継ぎ合わせることが可能です。ただし、立体的な対象物を角度を変えて取り込んだ画像を違和感無く継ぎ合わせる事は困難です。コマンドを選択すると「画像の継ぎ貼り」ダイアログボックスが表示されます。
A 「継ぎ貼りの種類」で「左右」に行うか「上下」に行うかラジオボタンで選択してください。
B ダイアログボックスが表示された後に継ぎ貼りする左側または上側の画像をダブルクリックしてください。ダイアログボックス中の「左画像」プレビューボックスに選択した画像が表示され、画像上には四角に赤い十字のマークが2個上下に表示されます。選択を取り消す場合は選択されている画像上でダブルクリックすると選択が解除されます。
C 次ぎに継ぎ貼りをする右側または下側の画像をダブルクリックすると「右画像」プレビューボックスに画像が表示され、同様にマークが2個画像上に表示されます。
D それぞれの画像上のマークを基準となる2点上にドラッグ移動し、十字の中心を正確に合わせてください。中心位置のXY座標が画素単位でそれぞれのプレビュー画像下側にグレー表示されます。
E 基準位置の指定後、「適用」ボタンをクリックすると画像が継ぎ貼りされた新しい画像が作成されます。
     
  13.「画像複製」コマンド
   画像を複製します。あらかじめ画像を選択した状態でコマンドを選択して下さい。まったく同一の画像が新規に作成されます。
 
  14.「グレイスケール」コマンド
   コマンドを選択すると選択されている画像が1画素8ビットの256階調グレイスケールに変換されます。
 
  15.「輝度反転」コマンド
   選択されている画像画素各色の輝度を反転させ新規画像として作成します。白黒画像の場合では写真のネガとポジの関係のように白を黒に、黒を白に変換します。範囲を指定して行った場合は指定範囲のみが変換され新規画像を作成します。
 
  16.「擬似カラー」コマンド
   グレイスケールの画像を擬似的に色を付けてカラー画像化し、新規画像として作成します。範囲を指定した場合は指定範囲だけが疑似カラー表示されます。
   
  17.「線上色構成」コマンド
  @ 画像中の任意線上の色構成を折れ線グラフで表示します。コマンドを選択すると「線上色構成」ダイアログボックスが表示され、さらに画像左上に直線とその線上に3つの四角いマークが表示されます。
A 画像上に表示された直線上の赤、緑、青の三色の色分布がそれぞれの色の折れ線でグラフ表示されます。
B 表示色のボタンで色を選択すると選択された色だけの折れ線グラフを表示。
C 画像に描かれた直線は直線上の真ん中の四角をドラッグ移動することにより位置の移動ができます。また、両端の四角をドラッグ移動することによって直線の伸縮や角度の変更ができます。
「出力」ボタンをクリックすると表示されている画素データが「システム設定」で指定された出力先に各色1画素づつ転送されます。
D Excelマクロの実行は、「付録E.Excelマクロの起動について」をご参照ください。
 
  18.「範囲選択」コマンド
  @ 画像上の任意の範囲を選択状態にし、切り取りやコピーなどの編集作業を可能にします。コマンドを選択すると選択されている画像が、範囲選択モードになります。
A 範囲選択モードになると「ツールボックス」の矢印ボタンが有効になり、「描画ツール」ボックス(セレクトボックス)が有効になります。
 
19.「描画」コマンド
  @ 画像上に線や四角、楕円、多角形、文字などを描きます。2値化画像などで対象物が完全に分離できない場合などは切り離したい部分を白または黒で描くことにより手動で分離することが出来ます。コマンドを選択すると選択されている画像が描画モードになり、「描画ツール」ボックス(セレクトボックス)が有効になります。
A 描画できる種類は描画ツールボックスに表示されているものですが、※印のようにグレー表示されているボタンは使用できません。
B 描画時の線の太さやスタイル、色の設定は「表示」メニューの「描画ツール設定」コマンドで行います。詳細は第5章「表示」メニューを参照して下さい。
C 線を描くツールを選択して、画像上で線を描くと「描画ツール設定」で選択された線の太さで、「前景」ボタンで選択した色で線が描画されます。
D 範囲指定するツールを選択して画像上で図を描くと外枠が「描画ツール設定」で選択された線の太さで、「前景」ボタンで選択した色で描かれ、範囲の中の塗りつぶし色は「背景」ボタンで選択された色になります。
E 「塗りつぶし」ボタンでは同様とみなされる範囲の塗りつぶしを行います。「システム設定」で「色の許容差」で指定した値同様とみなす範囲が変化します。ボタンを選択して、画像上でマウスの左ボタンをクリックすると「前景」の色で、右ボタンをクリックすると「背景」の色で同色範囲を塗りつぶします。塗りつぶされる同色範囲は画像上のクリックした点と連続した範囲です。
F 「A」のテキストボタンを選択して、画像上の任意の位置でクリックすると下記の「テキスト入力」ダイアログボックスが表示されます。テキストボックスに任意の文字を入力して「OK」ボタンを選択して下さい。
G フォントやサイズ、スタイル、色などは「描画ツール設定」ボックスで指定して下さい。色は「前景」で選択した色になります。
H 「OK」ボタンをクリックすると入力されている文字が画像上の最初にクリックした位置に表示されます。最初は文字の周りに外枠がある状態で表示され、位置の移動がマウスのドラッグ移動によって可能となります。マウスの右ボタンをクリックすると入力文字が確定して画像のデータと一緒になります。
I 一度入力された文字や記号は元に戻すコマンドで取り消すことが可能です。
 
20.「三次元表示」コマンド
  2次元画像を8Bit変換して、輝度値に高さ方向を割り当て三次元表示します。
@ 3次元表示ツール
  ・画像を開く  (表示する画像を読み込みます。標準ではアクティブウィンドが読み込まれます。)
・照明、表面材質設定機能。  (シェーディング表示時有効です。)
・Sパラメータ   元画像からの三次元表示するピクセルピクセルサンプリング間隔を指定Z軸(輝度値)方向の比率設定。
 
    ・表示三次元画像の消去。
・カラーパレット(シェーディング表示時以外時有効です。)高さ方向の輝度値を0から255個別に指定色に設定できます。変更したい場所をダブルクリックして、色を指定してください。
・正面ビュー :三次元表示の正面方向を表示します。
・上面ビュー :三次元表示の上面方向を表示します。
・側面ビュー :三次元表示の側面方向を表示します。
・画面移動  :マウスにスクロールボタンが無い場合に「Shift」+マウス移動(クリック無)で移動可能となります。
・移動ビュー :マウスで移動、回転、縮小、拡大表示できます。
・ポイント表示:ポイントで三次元表示します。
・X軸ライン表示 :X軸のラインで表示します。表示間隔は選択できます。
・ライン表示 :ラインでの三次元表示、ボタンが押されない場合はポリゴンで表示します。
・レインボー表示 :輝度値をレインボー色に割り当て表示します。
・シェーディング表示:規定の標準色でレンダリングし表示します。また独自の照明や表面材質を変更することも可能です。設定値は保存できます。
A 表示画像の更新と画像出力
  3次元表示ウインドウの下側に表示されたツールを使用します。
・新規3D       :Sパラメータの変更やアクティブ画像を変更し3D表示の対象画像を変更した場合に押してください。
・3D画像出力  :3D表示ウインドウで表示された画像を画像として出力する場合に押します。画像の輝度値分布表を挿入する場合は、「輝度値表を挿入」にチェックボックスにチェックを入れてください。表の分割数を変えるには「表の分割数」を変更してください。
B マウスの操作(表示の移動・回転・縮小)
 
自由回転       :三次元表示画面の中央近辺で左クリックしマウスポインタが   形状に変化した場合ドラックすると自由回転できます。
Z(輝度値)軸回転  :三次元表示画面の左右部で左クリックしマウスポインタが 形状に変化した場合ドラックするとZ軸回転できます。
X軸回転   :三次元表示画面の上下中央部付近(Z軸回転部の内側)で左クリックしマウスポインタが 形状に変化した場合ドラックするとX軸回転できます。
Y軸回転  :三次元表示画面の左右中央部付近で左クリックしマウスポインタが 形状に変化した場合ドラックするとY軸回転できます。
移動  :マウスのスクロールボタンをドラックすると画像の移動ができます。
縮小拡大  :マウスのスクロールボタンを前後することで縮小拡大が可能です。
C カラーパレット
  特定輝度値を強調して表示するには、カラーパレット操作で可能です。指定したい色を256階調のパレットに指定してください。
D 輝度値反転表示
  三次元表示では、輝度値を0から255までをZ軸0から255へ割り当てます。明るい部分が山となり暗い部分が谷となります。暗い部分を山、明るい部分を谷と表示するには、「輝度値反転」ボタンを押してください。