第7章 「イメージ」メニュー  
.「鏡像」コマンド
@ 画像をミラー反転させます。対象範囲は画像全体となり、コマンドを選択すると「鏡像」ダイアログボックスが表示されます。
A   (水平軸反転)ボタンをクリックすると画像が上下に反転します。もう一度クリックするともう一度上下に反転し元の画像に戻ります。
B   (垂直軸反転)ボタンをクリックすると画像が左右に反転します。もう一度クリックするともう一度左右に反転し元の画像に戻ります。
 
  .「回転」コマンド
  @ 画像を回転します。対象範囲は画像全体となり、コマンドを選択すると「回転」ダイアログボックスが表示されます。
A 回転角度はラジオボタンで「90°」、「180°」、「270°」、「指定角度」の中から選択できます。「指定角度」を選択すると画像は最初の位置0°に戻り、さらにスライダーを移動すると任意な角度指定ができます。スライダーの移動は大きく移動する場合はドラッグで移動し、マークの左右をクリックすると10°づつ移動します。
 また、角度表示ボックスに数字で入力し[Enter]キーを押すと入力した角度に回転します。
B 「高画質」チェックボックスをチェックすると、設定単位が0.01度単位となりより
 詳細な設定が可能となります。画質もなめらかになりますが若干変換に時間がかか
 ります。
C 「サイズ変更」チェックボックスは最初は選択された状態になっています。選択されている場合は画像を回転する場合に縦横の画像サイズを画像に合わせて変
化させます。選択していない場合は元画像の縦横画像サイズのまま画像が回転するので削除される部分があります。
 
  .「斜め変形」コマンド
  @ 画像を斜めに変形します。対象範囲は画像全体となり、コマンドを選択すると「斜め変形」ダイアログボックスが表示されます。
A 水平変形)ボタンまたは  (垂直変形)をクリックすると、ボタンがへこみ変形の角度が水平ボリュームまたは数値入力ボックスによって指定できます。角度の指定は「画像回転」コマンドと同様です。
B 水平の変形は画像左下角を基準点として横方向の画像を傾斜させます。傾斜角度の値は右回りを+方向、左回りを−方向としています。画像の変形とともに画像サイズ(画素数)が自動的に変化します。
C 垂直の変形は画像左上角を基準点として縦方向の画像を傾斜させます。傾斜角度の値は右回りを+方向、左回りを−方向としています。
 
  10.「画像サイズ変更」コマンド
  @ 画像の縦横サイズの変更を行います。コマンド選択すると「画像サイズ変更」ダイアログボックスが表示されます。
A 幅と高さのサイズ変更を行うスクロールバーがあり、マークを向かって右に移動すると画像がそれぞれの方向に大きくなります。画像サイズの変更に伴い構成画素数が変更され、その値がスクロールバーの左側に数字で表示されます。
B 「縦横比固定」チェックボックスをマークすると幅と高さのサイズ変更が同時に行われ画像の縦と横の比率が変わりません。
C 「高画質」チェックボックスをマークしない場合は元画像の画素データのみでサイズの変更を行うため、ズーム処理と同様に大きく拡大した場合画像にガタガタした部分が多くなり荒い画像となってしまいます。「高画質」チェックボックスをマークした場合はそのガタガタを極力少なくするよう画像データ間の補正を行いながらサイズの変更を行います。
D 「OK」ボタンを選択すると変更が確定され、「リセット」ボタンを押すと変更前の画像に戻ります。下記の図は通常の拡大と高画質での拡大の例です。
 
  11.「画像の収差補正」コマンド
   取り込みカメラレンズの収差(ゆがみ)を基準画像を基に補正します。「付録D.」に添付の基準格子シートのような格子画像をカメラで取り込むと通常 下図のように外側が歪んだ画像が得られます。この画像を基準にして、各格子の交点位置を抽出することにより、レンズの収差によるゆがみを取り除く事ができます。
@ 処理方法には、格子での補正と点での補正の2種類があります。レンズに合わせ基準格子や基準点を撮像してください。
  「格子による補正」
「点による補正」
A 撮像画像を開き、イメージメニューの「収差補正」を選択しますと「画像の収差補正」ダイアログボックスが表示されます。
B 収差補正の閾値を決定します。画面上中央の幾何学環境設定ボタンを押します。
   格子や基準の点が明瞭に表示されるよう閾値を設定します。
ヒストグラムの赤縦線をマウスドラックで移動しますと画像の表示が変化します。
調整が終了しましたら「OK」ボタンを押してください。
 この時、基準となる格子や点が白になるか黒になるか覚えておいてください。
C 画像上の基準となる範囲を矩形でマウスで描画します。ツールの選択は選択ツールと矩形です。
  
 
D 設定は、「データ取得」タブで行います。
    ・基準タイプ : 格子か点の基準か選択します。
    ・対照色   :: 前記閾値設定で表示された、基準の色を黒か白かをラジオボタンで選択してください。
    ・グリッド数 : 水平方向と垂直方向のグリッド数を入力します。点の場合は点と点の間画数を入力します。
E 「グリット表示」ボタンを押しますと、画像上にオレンジ色のグリットが表示されます。
 
 ・グリットサイズを修正します。グリッドサイズが縦横1:1であるならば、サイズ指定にチェックを入れグリッド水平と垂直のテキストボックスの数値を同一整数に変更してください。
  
 ・画像の格子とオレンジ色の矩形の位置を全体的に重なる位置に調整します。
 先に描画した矩形にマウスを合わせマウスドラックで移動してください。
 描画位置の基準は、矩形の左上コーナーです。補正開始点のテクストボックスに直接入力することも可能です。
F 「交点取得」ボタンを押しますと、取得された交点が赤十字線で表示されます。
   画像外周側近辺の格子は正確に取得できない場合もあります。
その場合、 使用する格子の範囲を小さくして再度格子設定から実行してください。
   
G 歪みを取り除く収差補正の方法は「収差補正タイプ」リストボックスで3種類選択できます。それぞれの補正を行った場合の例を左記に示します。
 
G 交点が画像上で取得できた事を確認してから「収差補正」ボタンをおします。「新規画像」チェックボックスをチェックした場合は補正後、新規に画像を作成します。
H  「収差補正」を行うと「ファイル保存」ボタンが有効になります。ボタンを選択すると「ファイル名を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。画像の収差を補正する条件やデータを「収差補正データ(*.Cor)」の形式で保存することが可能です。
 
I「リセット」ボタンを選択すると補正処理が取り消されます。
 
他の画像に収差補正を適用する場合
    予め作成し保存されている「収差補正データ」を選択画像に適用することができます。従って入力用CCDカメラ毎に「収差補正データ」を1度作成すれば、後はこの画面で補正適用だけを行うことができます。
@ 画像を開き「収差補正」ダイアログを表示します。
A 「補正適用」タブを選択すると下記ページが表示されます。
B 「収差補正データ読み込み」ボタンをクリックすると「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示されますので既存の「収差補正データ読込」を選択してファイルを開いてください。「収差補正データファイル名」テキストボックスにファイル名がグレー表示されます。
 
C ファイルを指定後、「補正適用」ボタンをクリックすると選択されている画像に収差補正を適用します。「新規画像」チェックボックスをチェックすると、適用した画像を新規に作成します。
D 「リセット」ボタンを選択すると補正処理が取り消されます。