第3章  Image Factory環境設定  
 Image Factoryを使用する前に環境設定を行ってください。環境設定は「ツール」メニューの「環境設定」コマンドで行います。コマンドを選択すると「環境設定」ダイアログボックスが表示されます。以下のタブ上でそれぞれの設定を行って下さい。
.「入力設定」
 Image Factoryではファイルを開く以外に画像入力機器から直接画像を取り込むことができます。対応している入力機器はCCDカメラからの連続表示が可能なキャプチャリングボードを5種類およびTWAINとVideo For WindowsとDirect Show対応のスキャナーやデジタルカメラでこれらを使用るとImageFactoryに直接画像を取り込むことが可能です。
 このコマンドではこれら入力機器の設定や選択を行います。「入力の種類」の中で4種類の入力機器をラジオボタンで選択可能です。接続している機器を選択してください。接続可能な入力機器について下記に示します。
 「DirectX 静止画キャプチャー対応」は低価格のキャプチャー機器が利用できます。
  PCIボード での推奨機器 : I-ODATA 「GV-VCP3/PCI」
  USB2.0インターフェイスでの推奨機器 :  アルファデータAD−VDOUS2

 「TWAIN対応」は画像入力機器でスキャナーやデジタルカメラなどのTWAIN対応機器を選択します。選択すると「詳細」ボタンが選択可能になり、ボタンをクリックすると「 TWAINの対応機器」ダイアログボックスが表示されます。TWAIN対応機器が接続されており、さらにTWAIN対応のソフトウェアがインストールされていると自動的にそのソフトウェアを認識して「TWAINソース」リストボックスに機器名を表示します。入力に使用する機器名を選択して「OK」ボタンを選択してください。

.「処理設定」 
 

@ 「色の許容差」:範囲選択ツールの「自動選択域」ツールで範囲を選択する場合は、色を基準にして範囲を決定している。その同様とみなす色の輝度誤差を数字で設定します。
A 「元に戻す/繰り返す回数」:元に戻す、繰り返すコマンドの記憶している回数を設定します。設定した回数分前の処理まで取り消したり、つり返したりすることが可能です。
B デフォルトマクロ設定:プログラムを終了しても、次回の起動時に自動的にロードされるマクロ。
C デフォルトキャリブレーション:起動時常に設定されたキャリブレーションを読み込みます。
D DAT読込み設定
  ・カメラの種類 8Bitからグレー16Bitまたはカラー24Bitから48Bitのカメラを選択してください。 ア) ファイルヘッダの画像サイズ指定
    ヘッダ記号、画像の縦横画素数を示す文字列を入力してください。
    
 イ) Tab区切り、Enter改行フォーマットの場合は以下のフォーマットです。
  「グレースケール」
  
「カラー」
  
 
.「結果出力設定」
 
@ 「処理後の画像設定」:色の調整や色変換、変形、フィルター処理などほとんどの処理を画像に行った場合に、処理後に新規画像を作成するか、元画像に上書きするかを選択します。各処理コマンドにはそれぞれ同様に「新規画像」チェックボックスがありますが、それぞれのデフォルト値をここで設定します。
A 「出力形式」:ヒストグラムや色構成、形状特徴抽出、幾何学測定、手動測定などで計測したデータを出力する出力先を指定します。
「Excel」チェックボックス=Microsoft Excelを予めインストールした状態で、計測後に「出力」ボタンを選択すると計測データがExcelのシート上に転送されます。
「テキストファイル」チェックボックス=チェックして「出力」ボタンを選択すると右側のテキストボックスで指定した名前のファイルにテキストファイルとして保存されます。テキストファイルの名前はデフォルトで「c:\program files\imgfact\sys\Result.dat」ですが、入力することにより任意の名前に変更することも可能です。ファイルへの書き込みは出力ごとに新規ファイルになります。

Excelへのデータ転送の注意
 Microsoft Excelへのデータ転送が行われる度にシート番号を更新して新しいシートに入力されます。ただし、ImageFactoryを終了する場合にはExcelに転送したデータが同時に消却されますので、保存したいデータはあらかじめ保存しておいてください。Excel上で保存を行ってください。

 「CSVファイル」チェックボックス=チェックして「出力」ボタンを選択すると右側のテキストボックスで指定したフォルダに、処理画像のファイル名を参照したCSVファイルで出力されます。出力した数だけファイルが作成されますので指定フォルダのファイルの管理は必ず行ってください。主に計測後に判定・計測結果の解析などの独自プログラムを利用する場合に設定します。
  .「標準ダイアログ」
  標準ダイアログでは、「起動ダイアログ」と「開くダイアログ」を設定できます。
@ 「起動ダイアログ」は、ImageFactory起動時に表示するマクロのダイアログです。マクロを記録しデフォルトマクロに設定しておけば、実行ボタンを押すだけですべての処理が完了します。専用ソフトウエア並みの処理が可能です。
  「標準マクロ」開いている1画像をマクロ処理します。
  「フォルダーマクロ」指定したフォルダに保存された画像を全てマクロ処理します。
A 「開くダイアログ」は、画像ファイルを読込む場合に、エクスプローラタイプで画像のビューの可能な「イメージエクスプローラ」と「Microsoft標準」のダイアログが選択できます。 「イメージエクスプローラ」は、FTPServerの画像を直接ImageFactoryに取り込むことができます。
B キャリブレーション設定方法
 ・デフォルトキャリブレーション:X軸とY軸個別のキャリブレーション値を設定する場合や基準軸の傾き角度を設定できます。
・簡易キャリブレーション:平行線の1方向で決定します。顕微鏡計測には適しています。