第9章 画像からの作図  
 1、撮影
   作図する立面をデジタルカメラで撮影します。
 
・作図される図面の大きさは画像サイズによって変わります。画像サイズが大きいと作図された図面のサイズも大きくなります。
 
 
2、収差補正設定
  取り込みカメラレンズの収差(ゆがみ)を基準画像を基に補正します。「付録D.」に添付の基準格子シートのような格子画像をカメラで取り込むと通常左図のように外側が歪んだ画像が得られます。この画像を基準にして、各格子の交点位置を抽出することにより、レンズの収差によるゆがみを取り除く事ができます。
   
  @ コマンドを選択すると「画像の収差補正」ダイアログボックスを表示します。
  A 「データ取得」タブが表示されます。「対照色」では検索する格子の色を指定します。背景に対して黒か白かをラジオボタンで選択してください。
  B グリット数の「水平」、「垂直」の数値入力ボックスに格子数を入力し「グリット表示」ボタンを押します。入力した数の格子が画像左上に表示されます。
   
  C 表示されたグリットをマウスで画像の格子に合わせます。グリットの線上をマウスドラックしますと移動します。また、8点の4角ポイントをマウスドラックしますとサイズが変更できます。
   
  D ダイアログのグリットサイズが実際の格子寸法と同じ比率(1:1ならば水平グリットサイズと垂直グリットサイズが同じ)であことを確認、または修正して「交点取得」ボタンを押してください。
  E 赤のラインで取得された交点のグリットを表示します。この赤のグリットはマウスで修正することも可能です。
   
  F 「収差補正」ボタンを押しますと画像が補正され表示されます。
   
  G 「データ保存」ボタンを押し、収差補正のデータをプログラム保存フォルダの「Correct」フォルダに保存してください。
   
  H 「Correct」フォルダに保存された収差補正データは、イメージツールバーの収差補正リストに追加されます。
   
  I 収差補正を他の画像に適用する場合は、リストよりファイルを選択してリストボックス右側の「収差補正」適用ボタンを押してください。また、以降画像を開きますと収差補正が適用された画像で開きます。
 
3、収差補正適用
  @ 撮影画像を開き、撮影時のレンズの種類と倍率に合わせ収差補正リストから選択し適用ボタンを押します。
 
A 補正値が適用され画像が変形します。
 
  B フォルダ内の画像全てに収差補正を適用する場合は、収差補正リストを選択し「収差補正一括処理」ボタンを押します。
   
  C ダイアログが表示されます。
   
D 収差補正データファイルをテキストボックスの左のボタンを押して選択したください。メニューバーの収差補正リストボックスで選択した場合は、テキストボックスに選択された収差補正ファイルが入力されています。
E 収差補正処理する画像の保存されたフォルダを指定します。
F 処理した画像の保存先を指定します。
G 「実行」ボタンを押しますと収差補正された画像が、保存フォルダに保存されます。