第7章 初期診断  
 1.現場撮影
  デジタルカメラを用い外壁などを双眼鏡レベルの初期診断を実施できます。
  1)撮影の倍率は、診断内容に合わせ撮影してください。ひび割れの撮影は、画質を保つため光学倍率の範囲で撮影してください。
2)外壁は、分割し隣接画像と重なり合わせを持たせ撮影してください。
3)下図は診断する立面を縦4横3に分割して撮影した画像です。撮影時に三脚を用い撮影すると便利です。
4)バルコニーなどの突出部は、極力正面からの撮影をお勧めします。
 
2.図面の設定
  @ スキャナで図面をパソコンに取り込みます。
A 基準点を設定し座標基準登録」にチェックを入れ「OK」ボタンを押します。
  操作は、第6章 数量拾い 「基準点設定」を参照してください。
 
B 名前を付けてBDFファイル形式で保存します。
 
3.相対座標の設定
  @ 撮影画像を開きます。
A 並べて表示ボタンを押します。
 
B 撮影画像のタイトルバーをマウス左クリックしてアクティブにします。
 
C 基準点設定ボタンを押します。
   
D キャリブレーションダイアログのナビゲータボタンを押して、撮影画像上と図面と相対する4点の「基準点設定」を行います。
   
E 図面をアクティブにして、撮影画像上の4点と対応する基準点を設定します。
 
 
  F 基準点設定ダイアログの「基準点座標取得」ボタンを押してください。
  基準点の座標が取得されテキストボックスに表示されます。
G 撮影画像の一部を指定して利用する方法。
  ・画像と基準点座標は、2次元座標系ですので「バルコニー」などの突出面は座標が異なります。バルコニー部は別途座標を指定します。
・基準点ダイアログの「範囲作成」ボタンを押して使用範囲をマウスで指定してください。多角形ツールと同じ指定の方法です。
 
  H 「OK」ボタンを押します。撮影画像は、「範囲作成」で指定された範囲が正射影変換された画像に変わります。